インフルエンザ抑制効果のあるお茶
水曜日担当の長谷川です。
インフルエンザは毎年流行しますが、できればかかりたくないものですね。発熱し体が痛み、家族や職場にも影響がでてしまうので、困ることばかりです。
予防法について
予防方法は手洗い、マスクを推奨していますが、もちろん、予防接種も大事です。体の中にウイルスが入らないように、入り口となる鼻や口をケアするために、マスクをしたり、無意識に鼻や口を触っている手に付着しているウイルスをきれいに洗浄するためにしっかり手洗い。まずは、体に入れない。
もし、入ってきても、抗体が戦ってくれると、症状が軽くてすむことが多いので、予防接種もしておきましょう。予防接種を受けてから抗体ができるまで、約2~3週間かかります。また、抗体は3~4ヶ月後には徐々に減少してきます。時期は毎年多少前後しますが、12月ごろには流行することが多いので、11月には予防接種を受けておくほうが良いでしょう。
と、こここまでは、一般的な予防法。さらに、インフルエンザ予防効果があると話題になった、紅茶。口腔内のウイルスに対して、効果があるというデータがあるようです。
インフルエンザ予防効果のあるお茶
紅茶だけじゃなく、ハトムギ茶にもそのような効果があるというデータがあります。研究の結果によると、実験的にインフルエンザウイルスを実験用の細胞に摂取し、そこにハトムギ茶抽出エキスをかけて培養すると、インフルエンザウイルスの活性が下がっていった。つまり、ウイルスの増殖を抑制している。ということだそうです。
「ハトムギ茶はA型インフルエンザ株(H1NA/PR/8/34)に対して、ウイルスの増殖を阻害する」とあります。
・ハトムギ茶の量を増加させるごとにウイルスの数値が減少する事
・ハトムギ茶を構成する各々の原料である[ハトムギ・裸麦・大豆・決明子]においてもウイルスに作用する働きがある事
・1つのウイルス株だけでなく複数のウイルス株に対しても有用性がある事(A型H1N1のみならず、A型H3N2やB型のウイルスにも抑制作用が見られました。)
・抗インフルエンザ薬のタミフル耐性型ウイルス株に対してもウイルス阻害作用を示したこと。
・インフルエンザウイルス株を抑制する機会は、ウイルスが細胞に吸着する時点やウイルスが増殖する時点など複数存在する事。
などが挙げられていました。
食生活や体調管理にも気をつけてインフルエンザの煩わされないように過ごせるとよいですね。
クリニックにてご相談くださいませ。