冷え症はお肌のトラブルの原因にも

1月後半になり、ようやく冬らしい寒さになりましたね。今年は1月20日が「大寒」暦では1年で一番寒い日とされています。

今回は「冷え症」について

ところで寒さはどこで感じますか?

足先、手の指先が冷たい。
二の腕が寒い。
お腹が冷える。
腰が冷える。
膝が冷えるなど。

寒く感じる部位は人それぞれだと思います。寒さを感じやすい方は、冷え症の可能性があります。女性の方は冷え症の方が多いのですが、それも、下半身は冷えるが顔はのぼせる、お腹は汗をかくけど指先、足先が冷えるなど、混在していることもあります。冷え症は、自覚がなくても、冷えていることがあり、冷えが積り、いろいろな病気の原因となることがあります。

漢方では、体をめぐる、気・血・水により体の機能がうまく保たれていると考えられています。冷えることで、その気・血・水のめぐりわるくなり、支障をきたし病気に至る可能性があります。他にも、体が疲れやすかったり、痩せにくくなっていたり、むくみやすかったり、ぐっすり眠れないなどの原因になることもあります。

まずは、

どのような原因で冷え症をきたすのでしょうか

冷え=熱が足りないなのですが、全身の熱量が足りない、熱がうまく作り出せない、熱量はあっても末梢まで行き渡らない、などのパターンがあります。みなさんそれぞれのからだの脂肪の付き方や筋肉量、血流やむくみなどが関係しています。また、日頃の食習慣、生活習慣なども影響が大きいです。特に女性は、ホルモンの影響を受けて、むくみやすく冷えやすいという特徴があります。

冷え症対策

食べ物

冷え症改善に効果がある食べ物としては、まずは思い浮かぶのは生姜!でしょう。その他にも体を温める食材がたくさんあります。意識して食事に取り入れるようにしてみましょう。

・生姜

生姜には、胃腸の働きを整える作用、食欲増進作用、頭痛、発熱、咳嗽、嘔気などを抑える働き、などがある。

多くの働きがあるが、湿気を気化し、血行を良くし、皮膚と呼吸器、胃腸の粘膜の働きを良くする。

その他、体を温めるとされている食材です。

・山椒

・にんにく

・大根 

・かぶ

・しそ

・かぼちゃ

・りんご

・玄米酢

・梅肉

・シナモン

衣服

薄着は避けて、首や手首、足首が冷えないように。特に冷えを感じる部位があれば、靴下を履く、腹巻きをまく、温かい下着をつけるなどを気をつけましょう。特に、足先が冷える方、靴下が汗でよく湿ったりしませんか?湿っている方は、その都度履き替えるなどの対応も良いでしょう。

生活

・入浴 毎日、40~43度くらいの少し暖かく感じる温度のお湯でしっかり汗が出るまで、湯船に入ったり、出たりをしながら、15分から20分くらい浸かるようにしましょう。

・睡眠 睡眠不足は頭がぼうっとするだけでなく、ホルモンのバランスが崩れたり、基礎代謝が下がったりと、体の熱を保ったり、熱を産生する機能に影響があります。早めに寝るようにしましょう。

・規則正しいリズム 生活のリズムが、不規則になると、交感神経が優位となり、末梢血管が収縮しやすくなります。

・リラックス リラックスすることで、副交感神経優位となりやすく末梢の血液循環がよくなります。

運動

・ウォーキングなど軽い有酸素運動

・太ももや腹筋、背筋などの大きな筋肉を動かす運動

漢方薬

漢方薬には冷え症の種類によって対応が可能です。

一度ご相談くださいませ。

大阪心斎橋の美容皮膚科・美容外科 ヤナガワクリニック

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