[ニキビ治療のキホン2] クリニックでのニキビ治療
水曜日担当の長谷川です。
ニキビ治療のキホンについて、前回はニキビについてでした。
今回は
クリニックでのニキビ治療
治療の目的は今ある炎症を早く落ち着かせ、ニキビの毛穴の詰まりをなくし、できにくいお肌状態にすることです。
クリニックのニキビ治療
漢方薬や外用剤を処方する他、黄ニキビなど、膿の貯まっているものは圧出したりできます。炎症が強い場合は抗生剤の外用剤を使用することもあります。抗生剤は、菌の繁殖を抑えることで炎症を抑える効果がありますが、皮膚には多くの菌が常にいるため、菌の繁殖の起こりやすい環境を変えておかないと、薬を使用したら治るが、薬をやめるとまたニキビが出るの繰り返しになってしまいますので、使用方法については診察の上、検討して参ります。
ニキビが出たら治療、ではなく、ニキビのできにくいお肌状態にできるようにご提案します。それには食習慣、生活習慣の改善、スキンケアがかなり重要です。
以前に 「にきびの治療はクリニックで」 にも掲載しておりますが、治療のはばが広がりましたので、まとめてご紹介いたします。
ニキビ治療薬(保険適応)
ニキビ治療の外用剤(塗り薬)には
・炎症しているニキビの消毒作用 成分:過酸化ベンゾイル 商品名:ベピオ
・炎症の原因となる毛穴の詰まりを取る作用 成分:アダパレン 商品名:ディフェリン
・過酸化ベンゾイル+アダパレン 商品名:エピデュオゲル
・炎症を起こす菌を抑える抗生剤
成分:オゼノキサシン 商品名:ゼビアックスローション、
成分:ナフロキサシン 商品名:アクアチムクリーム、
成分:クリンダマイシン 商品名:ダラシンTゲル等
これらの、消毒作用、毛穴の詰まりを取る作用、抗生剤 3種類を組み合わせます。お肌の状態に合わせて、治療薬を提案いたします。
ニキビに漢方薬(保険適応)
一般的にニキビ治療に処方する漢方薬は十味敗毒湯、清上防風湯や荊芥連翹湯 等があります。その他の便秘や月経前症候群などがあれば、体質から改善していくように組み合わせて処方いたします。
保険適応外のニキビ治療
ロアキュテイン
ロアキュテインは医師の診察のもと処方いたします。
ケミカルピーリング
ハイドラフェイシャル
プラズマシャワー
プラズマシャワーは、皮膚に衝撃を与えずに、殺菌し有効な美肌成分を皮膚の奥まで浸透させる治療です。
詳しくは
ビタミントリートメント
皮脂の分泌を調節し、ターンオーバーを整え、ニキビの改善やできにくいお肌に、また、にきび痕が残りにくいよう、ビタミンA,ビタミンCの導入が効果的です。
下記のブログでビタミントリートメントについて詳しく説明しております。
⇒ 「日焼け後のケアには」
⇒ 「ビタミントリートメントの威力」
美白フォト
詳しくは下記の美白フォトのブログで
⇒ 「シミ・そばかすにはヴィーナスヴェルサ(美白フォト)!」
⇒ 「ヴィーナスヴェルサ(美白フォト) で たるみとくすみをまとめて一掃!」
ダーマペン
VIVAトーニング
VIVAトーニングは、フラクショナル状(点状)に高周波を照射することで、肌再生を促す治療です。
詳しくは
⇒ 「毛穴やニキビ跡による凹凸の改善には~クリニックケア編~」
⇒ 「毛穴対策 小じわ対策 ニキビ痕の治療 はスキンケアと肌再生 2 VIVAトーニング編」
肌再生高周波治療VIVACEビバーチェ
ビバーチェとは、マイクロニードル(極細針)を皮膚の奥に高周波を照射する肌再生治療です。
詳しくは
⇒ 「毛穴やニキビ跡による凹凸の改善には~クリニックケア編~」
⇒ 「毛穴対策 小じわ対策 は スキンケア と 肌再生 1ビバーチェ編」
ニキビ治療のキホン 3回目は
・にきびだけじゃない美肌の為の食習慣
・自宅でできるスキンケア
についてです。ニキビのできにくいお肌で、にきび痕を残さないようにご自身で気を付けることについて書いてます。詳しいことは一度ご相談くださいませ。