ニキビ治療の切り札!ロアキュテイン

みなさま、こんにちは!

今回はヤナガワクリニックで行っている

ニキビ治療

ロアキュテインの内服薬についてお話したいと思います。

ロアキュテインは、海外では難治性ニキビの第一選択薬とされていて、重症の炎症性ニキビ、難治性ニキビに対して高い効果が期待できる薬として使われています。

アメリカのFDA(米国食品医薬品局)では難治性ニキビ治療薬として承認されています。

日本では厚生労働省の認可がされていないため、健康保険適応外となります。

ロアキュテインとは

イソトレチノインというビタミンAの一種のビタミンA誘導体を含んだ内服薬です。

やっぱりお肌をきれいにするのはビタミンです。

そんなロアキュテインですが、どのようにニキビを劇的に減らしてくれるのかご説明しますね。

ビタミンA誘導体の働き

①皮脂腺を退縮させます

ロアキュテインの主成分イソトレチノインには、皮脂を分泌する皮脂腺を縮小させる作用があります。ニキビは毛穴に皮脂が溜まることで発生するため、皮脂の分泌抑えられればニキビの発生・悪化防止につながります。また、ニキビの原因菌「アクネ菌」や「黄色ブドウ球菌」は皮脂腺や毛穴に潜んでいるため、皮脂腺が縮小すると、ニキビの原因菌が皮脂腺に住めなくすることができます。

②毛穴詰まりを防ぐ、抗炎症作用

イソトレチノインには、皮膚細胞を正常化する作用があります。皮脂を必要以上に分泌している皮脂腺を正常化します。それにより、免疫に関わっている細胞の白血球を成熟化させ、肌の免疫を上げてくれます。また、ニキビ肌に見られる異常な角化(皮膚が厚くなる、毛穴が詰まる)解消されるため、毛穴の詰まり・炎症起こりにくくなります。酸化した皮脂の多い環境でアクネ菌は繁殖しやすいのです。

また皮膚がアクネ菌に対して過剰に反応すると、炎症を起こして赤みが現れます。皮膚免疫反応正常化する作用により、毛穴の炎症赤み緩和します。

ニキビの治療にはさまざまな治療薬がありますが、ロアキュテインはより重症な難治性のニキビの改善が望める薬です。

◎服用方法

基本的に1日1回の内服です。

◎服用時の注意点

・適応判断については医師の診察の上、処方が必要です。

・処方の際は血液検査を必ず行います。

・紫外線対策を必ずしてください。

・副作用として乾燥(口唇、粘膜)、ドライアイ、ドライスキンなどがあります。

・服用期間中と、内服終了後半年間は、避妊が必要です。

・男性も内服中はパートナーを妊娠させないでください。

・内服中及び内服終了後半年間は献血ができません。

◎内服できない方

・妊娠中の方、妊娠の疑いのある方

・授乳中の方

・イソトレチノイン製剤、トレチノイン製剤、ビタミンAでアレルギーを起こしたことのある方

・うつ病もしくはうつ気質の方

・肝機能障害のある方

・中性脂肪、コレステロールの高い方

・ビタミンA過剰症の方

・テトラサイクリン系の薬剤(ミノマイシン等)を内服されている方

ヤナガワクリニックにはロアキュテイン以外にも

ケミカルピーリングビタミントリートメントダーマペンプラズマシャワープラズマシャワーの症例写真はこちら)、

ハイドラフェイシャル等いろいろな施術や保険診療による投薬や外用剤や面ぽう圧出などさまざまなニキビ治療を行っています。

ドクターブログ⇒ にきびの治療はクリニックで」にも掲載されています。

ニキビでお悩みの方はぜひ一度クリニックまでお問合せ、ご相談くださいませ。

ご連絡お待ちしております。

大阪心斎橋の美容皮膚科・美容外科 ヤナガワクリニック

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