お勧めのシミ治療《前編》

みなさん、こんにちは。今回はおすすめのシミ治療についてご説明いたします。

ヤナガワクリニックではシミ治療といっても患者様の肌状態やシミの種類などに合わせて治療方法をご提案しています。
ご存知の方も多いかと思いますが『IPL治療』やスポットで気になるシミを取りたい方にはレーザー治療など。
ドクターズコスメでは、今SNSでもよくみかける『ZOSKIN(ゼオスキン)』を使用するセラピューティックやガウディスキンのお取り扱いもございます。シミといっても様々な種類がございます。
それでは今回詳しくシミについてご紹介していきますね。

①日光性黒子(老人性色素斑)

シミの中で1番多いタイプです。年齢を重ねるにつれて濃くなり、これまでに浴び続けてきた紫外線の積み重ねによってできるシミが「日光性黒子」です。年齢を重ねるにつれ濃くなる傾向にあるので、「老人性色素斑」とも呼ばれます。シミの中でいちばん多いのがこのタイプです。

日焼けをしてからすぐシミになるわけではなく、長年の紫外線による肌へのダメージが徐々に肌に蓄積されて、シミとなります。紫外線にあたった肌は、肌細胞を守るために『メラノサイト』を活性化させ黒色メラニンを生成します。

本来は肌のターンオーバーによって角質とともに垢となって排出されますが、紫外線を過剰に浴びたり、加齢によって肌代謝機能が低下すると、ターンオーバーで排出しきれなかった黒色メラニンが色素沈着として肌に残り、シミになります。

②炎症後色素沈着

ニキビや傷、虫刺され、かぶれ、湿疹、やけどなどの炎症が原因でシミ(色素沈着)が発生することがあります。特に日本人は、黒色メラニンが多いため、炎症後色素沈着が目立ちやすいと言われています。肌に炎症が起きたとき、黒色メラニンを作り出すメラノサイトが刺激されて黒色メラニンが生成されます。その黒色メラニンが正常に排出されず、肌に残ってしまったものがシミとなってあらわれます。また、ニキビを潰した跡はシミになることが多く、紫外線にあたると色素沈着をおこしやすいので注意が必要です。

また、洗顔やクレンジングなどで肌を過度に強くこすることで炎症がおき、色素沈着をおこす場合もあります。むだ毛を毛抜きで抜いたために毛穴の周囲に炎症がおきて、黒い跡が残るのも炎症後色素沈着の一つです。炎症後色素沈着は時間の経過で自然に消えることが多いですが、消えるまでに数年かかることもあります。また、日焼けにより色素沈着がより目立つようになり、消えにくくなる場合もあります。

③肝斑

肝斑は、両頬の左右対称にできる薄茶色のシミで、主な原因は女性ホルモンの乱れです。更年期にさしかかり、女性ホルモンバランスが崩れがちな30代後半から50歳位の女性にできやすいとされています。また、妊娠中やピルの使用によってホルモンバランスに変化があったときに発生することもあります。

女性ホルモンのバランスが崩れると、メラノサイトが活性化されて黒色メラニンが多くつくり出され、それがシミとなってあらわれたのが肝斑です。ストレスの影響でホルモンバランスが崩れ、肝斑が濃くなる場合もあると言われています。慢性的な紫外線ダメージも関与しているとされ、日焼けによって悪化することがあるので注意してください。

④雀卵斑(そばかす)

小さなシミを総称してそばかすと言う場合もありますが、正確には、遺伝的な要因で発生した細かい茶色の斑点が『そばかす』です。白人に多く見られ、日本人では色白の人にできやすい傾向があります。年齢的には、5〜6歳の幼児期からでき始めることが多く、成長とともに増え、思春期に濃くなります。それ以降はだんだん薄くなりますが、個人差があります。顔の鼻から頬のまわりを中心に細かい薄茶色の斑点が散らばるように発生します。

顔の他にも、背中、胸元、肩、腕、手など、紫外線にあたりやすい場所にあらわれることがあります。春から夏は目立ち、秋から冬にかけて薄くなる傾向になります。

前半はシミについてのお話でしたので、その様々なシミに対しての治療方法を後編ではお伝えいたします。

大阪心斎橋の美容皮膚科・美容外科 ヤナガワクリニック

「いつまでも美しく」そして「笑顔」で、 患者様もこのクリニックも年齢を重ねて行けるように…当院は一人ひとりの患者様とのコミュニケーションを大切に治療を行っております。患者様の素敵な笑顔を引き出すために… あらゆるご不安やお悩み、お気軽にご相談下さいませ。