冬の間にケアしておきたい(前編)

2020/12/14

みなさん、こんにちは。
めっきり肌寒くなり、乾燥が気になる季節になりましたね。乾燥はもちろん気になるエイジングケアの1つですよね。乾燥ケアに加え、ヤナガワクリニックでは夏の強い日差しが落ち着いた今の季節『シミ治療』もオススメさせていただいております。

シミといっても治療方法は様々あります。
今回はそんな『シミ治療』について詳しくお話しさせていただきます。

そもそもシミとは一体どのようにしてできてしまうのか。シミは、皮膚の中で作られるメラニンという色素が沈着したものの総称です。

皮膚の表面は表皮細胞であるケラチノサイトと色素細胞であるメラノサイトなどから成り立っています。紫外線を浴びると、シミの元となるメラニンが形成されます。メラニンは肌の細胞を紫外線から守る役割も果たしています。ですので、紫外線を浴びれば浴びるほど皮膚を守るために黒色メラニンが増えていくのです。

メラニンは生成されますが、そのまま蓄積するというわけではありません。
肌は常にターンオーバーを繰り返し、細胞がどんどん表面に上がってきて、垢として剥がれ落ちます。ターンオーバーのサイクルは約28日と言われており、約1ヶ月かけて新しい肌が作られます。では、シミができてもターンオーバーを繰り返すことでシミがなくなっていくのでは?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。実はシミにも種類があり、シミの種類に合わせた治療が必要になってくるのです。

シミは1種類だけはなく日光黒子、雀卵斑、肝斑、炎症後色素沈着4つの種類に分類されます。シミの種類は原因も異なりますが、紫外線が原因の一つとなることは共通しています。紫外線対策を心がけることがとても大切なんです。全てのシミにおいて先ほどご紹介したメカニズムを経てシミを形成していきます。
では、先ほどの4つのシミの特徴をご紹介いたします。

・日光黒子
まず1つ目の、日光黒子は別名老人性色素斑とも呼ばれます。多くの方がイメージされているシミがこの日光黒子になります。主に30歳から40歳くらいにでき初め、加齢とともにできやすくなります。淡褐色~濃褐色のシミができ、数ミリのものから数センチの大型のものまであります。

・雀卵斑
2つ目の雀卵斑とは、いわゆるそばかすのことです。欧米人に多く見られるシミですが、日本人でも特に色白の方に多く見受けられるシミです。茶褐色の1つ数ミリ程度の小さな斑点がまばらにできるもので、主に頬のあたりに多く見られます。3歳以上からできるといわれており、思春期にピークを迎えます。

・肝斑
3つ目の肝斑は、頬骨のあたりに沿って左右対称にできるしみのことを言います。輪郭がはっきりしておらずもやもやっとした形でできることが特徴です。女性特有のシミともいわれており、女性にできることが多いです。30歳から40歳くらいの方に特に多く見られます。
肝斑は原因の1つに女性ホルモンが関係しているといわれています。そのため、妊娠中の女性や過度なストレスなどによってホルモンバランスが乱れているなど女性ホルモンの変動が激しい方においてはできやすいといわれています。

・炎症後色素沈着
4つ目の炎症後色素沈着とは、肌の炎症を起こした後にできるシミです。年齢や世代を問わずにできるシミですが、時間の経過とともに徐々に薄くなっていくことが特徴です。しかし、色素沈着が起きているところに紫外線を浴び続けたり、ターンオーバーが正常に行われないとそのまま濃く残ってしまうこともあります。

大きく分けてシミは4つに分類され、その原因について前編ではご説明いたしました。次回はそのシミに対してどのような治療があるのか、当院でのシミ治療方法について詳しくご説明いたします。