子宮頸がんワクチンのシルガード

子宮頸がんの90%近くの予防が見込まれる、非常に有望なワクチンが国内でも使用できるようになり、ヤナガワクリニックでも接種が可能となりました。

子宮頸がん(しきゅうけいがん)予防ワクチン(シルガード9)はガーダシルの4価(6・11・16・18型)に加えて31・33・45・52・58型を含む9価のワクチンです。この9価でアジア人に多く感染がみられるHPV型の約90%をカバーすることができます。

臨床試験においてはガーダシルの予防効果に加え、新たに追加された5つのHPV型に関連したグレード2以上の「子宮頚部上皮内腫瘍、上皮内腺がん、外陰上皮内腫瘍および膣上皮内腫瘍」の発生率に対する予防効果も96.7%と報告されています。

子宮頸がんとは

子宮頚がんは子宮頚部にできるがんのことです。そのほとんどはヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスが原因であるとされています。HPVは性感染症なのですが、感染しても大半の人は自己の免疫力でウイルスが自然排除されます。自然治癒しない一部の人には異形成といわれる前がん病変を発生し、数年以上かけて子宮頚がんへと進展してしまいます。

症状:進行がんでは不正出血等、異形成や初期段階では自覚症状はなし
診断:子宮頚部細胞診、コルポスコピー(拡大鏡検査)、子宮頚部組織診等
治療:異形成の段階では経過観察、または、手術。進行がんでは手術、化学療法(抗がん剤)や放射線治療

シルガード9の接種について

  • 接種対象は、9歳以上の女性のみ
  • 費用は自費のみが対象(ガーダシルのように公費による助成は現時点ではございません)
  • 接種部位は、上腕もしくは太もも

接種にあたっての注意事項

  • 未成年の方は保護者の方と同伴での受付のみとさせて頂きます。
  • シルガード接種の際、接種前の問診等の準備と接種後の安静と合わせ、最低1時間は必要となりますので、あらかじめスケジュールに余裕をもってご来院ください。
  • 来院時、問診票の記入と共に、全例『ワクチンQダイアリー』への情報登録が義務となっております。(この登録をしないとシルガードの接種は受けることができません)
  • 登録内容は、患者さんの個人情報と、体調についてのいくつかの質問です。
  • アプリがダウンロード可能な携帯電話等の端末と、メールアドレスの情報を持参くださいますようお願いします。
  • シルガード以外で、ワクチンの接種を近々予定されている方は、シルガード接種後、2週間以上はあけてください。

▼ワクチンQダイアリーのサイトはこちら
https://vaccine-q-diary.com/

副反応について
シルガード®9の接種により、次のような副反応があらわれることがあります。異常が認められた場合は、すぐに医師、薬剤師、看護師に相談してください。一般的にワクチンを接種すると、接種した部位が腫れたり痛むことがあります。これは、体の中でウイルス感染を防御する仕組みが働いているために起こる症状で、通常は数日間程度で治まります。長く続いたり、気になる症状がある場合は医師に相談してください。

接種の流れ

1回目のワクチン接種
①電話より予約をお取りください。
②ワクチン接種で来院するまで(診察前)に、ワクチンQダイアリーにアクセスし、利用登録、予診票情報の入力を実施します。
<ワクチンQダイアリー利用画面> https://vaccine-q-diary.com/user/lp/
③予約時間に診療所までお越しください。
④受付にて3回接種分の代金をお支払いください
⑤診察(ワクチンQダイアリーの登録内容を確認)
⑥シルガード9を接種
⑦接種後は、30分程度クリニック内で安静にしていただきます。
⑧次回接種日(2ヶ月後)の確認とワクチンQダイアリー内の次回接種日の入力をします。
2回目のワクチン接種
①ワクチンQダイアリーから接種予定日の1週間前に接種日の連絡メールがきます。
②予約時間に診療所までお越しください。
③診察
④シルガード9を接種
⑤接種後は、30分程度クリニック内で安静にしていただきます。
⑥次回接種日(1回目接種より6ヶ月後)の確認とワクチンQダイアリー内の次回接種日を入力します。
3回目のワクチン接種
①ワクチンQダイアリーから接種予定日の1週間前に接種日の連絡メールがきます。
②予約時間に当クリニックまでお越しください。
③診察
④シルガード9を接種
⑤接種後は、30分程度クリニック内で安静にしていただきます。
⑥ワクチン接種終了

シルガード9のよくある質問

接種スケジュールが遅れてしまいました、どうすればよいでしょうか
初回接種の2ヵ月後または6ヵ月後の接種スケジュールから遅れてしまった場合は、気づいた時点でなるべく早く接種して、その後のスケジュールを継続してください。最初から接種をやりなおす必要はございません。
シルガード9を接種することで、子供ができにくくなるということはありませんか
シルガード9の接種によって子供ができにくくなるという報告はございません。
接種予定日に風邪を引いてしまいました、接種はできますか
体調が極めてよくないとき、熱が37.5℃以上あるときは、シルガード9の接種はできません。医師にご相談のうえ、体調が回復してから接種してください。

子宮頸がんワクチン シルガード9

1回38,000円
3回セット105,000円

消費税込み

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アレルギー検査

「便秘、肌荒れが続いてる」「ほっしんが出る事が多い」「イライラや不安が強い」「頭痛やめまいがするが病院で何ともないと言われた」等々、理由がわからないけれど何となく体調が悪い。こういった症状が実は食べ物が原因で起こっている場合があります。

一般的に食物アレルギーとして知られているのは、IgE抗体による「即時型」の食物アレルギーで、食べ物を摂取した直後(通常30分以内)に皮膚症状(かゆみや蕁麻疹など)や呼吸器症状(喘鳴、咳など)、消化器症状(腹痛、下痢、嘔吐など)などを認めます。そして、場合によっては喉頭浮腫による窒息など命に関わることもあります。

一方、最近注目されているのは、「遅延型」の食物アレルギーです。このタイプのアレルギー反応は、IgGIgA免疫複合体が関与し、食べ物を摂取してから数時間~数日後に症状が現れます。

頭痛、めまいなどの頭部症状から、抑うつ状態、睡眠障害、自閉症などの精神・神経症状、慢性便秘・下痢などの消化器症状、にきび、アトピー性皮膚炎などの皮膚症状、喘息、アレルギー性鼻炎などの呼吸器症状まで体内のあらゆる部位・器官で発症します。その他にもこちらの様な様々な症状が起こりえます。

「遅延型」は「即時型」ほど重篤な症状になることは少ないですが、症状の発現が遅いため症状と原因食物との関係がわかりにくく、原因が食物にあると認識することが困難です。そのため、原因がわからないまま何年も症状に苦しんでいる人が沢山います。

また、「遅延型」アレルギーは、好物でいつも食べているなど摂取頻度が高いものでアレルギー症状がでることが多く、中止して初めて体調が良くなっていることに気づくことも多いです。

遅延型の食物アレルギーによって起こりうる症状の例

  • 全身症状
    疲れ・怠さ
  • 頭頸部症状
    頭痛、めまい、慢性中耳炎、慢性副鼻腔炎、慢性鼻炎、口内炎など
  • 精神・神経症状
    極端な感情の起伏、不安・焦燥感、抑うつ気分、睡眠障害、集中力低下、活動過多と不機嫌(小児)など
  • 胸部症状
    喘息、動悸、不整脈、胸痛など
  • 皮膚症状
    にきび、肌荒れ、アトピー性皮膚炎、ほっしん、発汗過多など
  • 腹部症状
    便秘、下痢、腹痛、消化不良、腹部膨満、嘔気、嘔吐、過敏性腸症候群など
  • 筋肉・関節症状
    筋肉痛、関節痛、関節炎など

アレルギー抗体の種類

IgE抗体(即時型アレルギー)

反応は、食物または吸入によるアレルゲンへの暴露の直後に起こります。
通常、アレルゲンへの暴露から15分以内に初期相反応が現れます。その後、後期相反応が4~6時間後に現れ、浮腫や炎症が何日にもわたって続くことがあります。

特異的IgE(保険適応):即時型アレルギーの原因であるアレルゲンに対する血液中の抗体有無を確認するための検査です。

IgG抗体(遅延型アレルギー)

抗体は、血液中で最も多くみられる抗体です。
炎症のプロセスは数時間から数日間と緩やかですが原因食物が分かりにくく、様々な症状を引き起こします。

IgA抗体(遅延型アレルギー)

抗体は粘膜に多く存在する抗体ですが血液中にも存在します。IgG抗体と同様、この抗体も遅延型の反応を示すと考えられています。

遅延型アレルギー検査(保険適応外)

IgG+IgAスタンダードフードパネル(108項目+108項目)採血量2CC程度

日本人の食生活にお馴染みの乳製品、野菜、果物、肉、魚、ナッツ、穀類、コーヒー、スパイス、昆布などをバランスよく揃えた、96種類(現在各108種類)のフードパネルです。

IgG+IgAスタンダードフードパネル

  • 乳製品/卵
    カゼイン、チェダーチーズ、カッテージチーズ、牛乳、ホエイ(乳清)、ヨーグルト、卵白、卵黄
  • 肉類
    牛、鶏、ガチョウ、ラム、豚
  • 魚/シーフード
    あわび、ハマグリ、タラ、カニ、イカ、オヒョウ、カキ、バラフエダイ、サケ、ホタテガイ、シーバス、シーパーチ、エビ、マグロ
  • ナッツ/種子/豆/穀物
    アーモンド、オオムギ、キドニー豆、あずき、大豆、さやいんげん、そば粉、カシューナッツ、トウモロコシ、グリアジン、小麦グルテン、緑豆、オートムギ、グリーンピース、ピーナッツ、ピスタチオ、玄米、白米、ライムギ、ゴマ、スペルト小麦、ヒマワリ、クルミ、全粒小麦、キノア
  • フルーツ
    リンゴ、アボカド、バナナ、網メロン、チェリー、ココナッツ、赤ブドウ(ミックス)、グレープフルーツ、グアバ、キウイ、レモン、マンゴー、オレンジ、パパイヤ、モモ、パイナップル、いちご、スイカ
  • 野菜/藻類
    筍、もやし、ビート、苦瓜、ブロッコリー、キャベツ、にんじん、カリフラワー、セロリ、きゅうり、ナス、ニンニク、昆布、リーキ、レタス、マッシュルーム、オリーブ(黒)、タマネギ、ピーマン、サツマイモ、ジャガイモ、かぼちゃ、ラディッシュ、ほうれん草、ズッキーニ、トマト
  • ハーブ/スパイス
    カレーパウダー、しょうが、マスタード、黒胡椒、チリ(カイエン)、バニラ
  • その他
    カカオ、コーヒー、蜂蜜、さとうきび、製パン用イースト、醸造用イースト

※項目が予告なしに変わる場合があります。

AICS(アミノインデックスがんリスクスクリーニング)

アミノインデックスとは?

血液中のアミノ酸濃度を測定し、健康な人とがんである人のアミノ酸濃度バランスの違いを統計的に解析することで、がんに罹患しているリスクを評価する新しい検査です。
健康な人の血液中のアミノ酸濃度は、それぞれ一定に保たれるようにコントロールされていますが、さまざまな病気になると、一定に保たれている血液中のアミノ酸濃度のバランスが変化することが分かっています。この性質を応用したのがAICSです。

私たちのからだは約60%が水分で、約20%がたんぱく質でできています。体重50kgの人なら、約10kgがたんぱく質です。たんぱく質は、筋肉や骨、皮膚のコラーゲンなど、からだの重要な部分をつくっていますが、このたんぱく質を構成している成分が「アミノ酸」です。

AICSの特徴

1回採血(約5ml)で、複数のがんを同時に検査することができます。 早期のがんにも対応しています。

AICSの検査対象となるがん

男性では胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がんの合計4種のがんに対するリスクを評価します。女性では胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮がん・卵巣がんの合計5種のがんに対するリスクを評価します(子宮がん・卵巣がんについては、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんのいずれかのがんであるリスクを評価することはできますが、それぞれのがんのリスクについて区別することはできません)。 なお膵臓がんが追加された検査項目が新たに加わります。

AICSの対象者

下記年齢の日本人(妊娠されている方を除く)を対象として開発された検査です。

※各がん種の評価対象年齢は、一部受診対象年齢と異なります。 備考に記載した各がん種の評価対象年齢外の方のAICS値は評価対象外となります。

検査項目

男性AICS[5種]

  • 受診対象年齢
    25歳~90歳
  • 評価対象がん
    胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、前立腺がん
  • 備考
    前立腺がん:25歳~39歳の方は評価対象外です

女性AICS[6種]

  • 受診対象年齢
    20歳~90歳
  • 評価対象がん
    胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、膵臓がん、子宮がん、卵巣がん
  • 備考
    胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、膵臓がん:20歳~24歳の方は評価対象外です
    子宮がん、卵巣がん:81歳~90歳の方は評価対象外です

受診前の注意事項
検査前8時間以内に、水以外(食事、サプリメント等)は摂らないで、午前中に採血してください。 検査時に妊娠されている方、授乳中の方、がん患者(治療中を含む)の方、先天性代謝異常の方、透析患者の方は、AICS値に影響がありますので検査は受けられません。

結果について

それぞれのがん種について、がんに罹患している可能性を0.0~10.0の数値(AICS値)で報告します。数値が高いほど、がんである可能性が高く、判断する目安として、「ランクA」「ランクB」「ランクC」の3段階で表示されます。
ランクAは通常よりがんである可能性が低く(0.3~0.7倍)、ランクBはやや高く(1.3~2.1倍)、ランクCは高い(4.0~11.6倍)状態であることを表しています。ランクCはそれぞれのがんに対しての精密検査が必要となります。
AICSはがんであるかどうかを確定するものではありません。
検査にはそれぞれに長所と短所があり、いくつかの検査結果を総合的に判断することで、がんを見つけ出せる可能性が高くなると考えられます。
また、AICSは採血時のがんであるリスクを評価するもので、生涯に渡ってのリスクを評価するものではありませんので、定期的に検査することが大切です。

この検査には健康保険は適用されません。
▼アミノインデックスの詳細はこちらのサイトもご覧ください
https://www.ajinomoto.co.jp/products/aminoindex.html

検査料金

アミノインデックス26,400円
アレルギー検査
IgG+IgAスタンダードフードパネル
(108項目+108項目)
55,220円
※アレルギー検査の結果は1ヶ月程度かかります。

消費税込み

まずはお気軽にお問い合わせください