その不調の原因、遅延型フードアレルギーかもしれません。
みなさん、こんにちは!
理由がわからないけれど、なんとなく体調が悪いということはありませんか?
・便秘、肌荒れが続いている
・ほっしんが出ることが多い
・イライラや不安が強い
・頭痛やめまいがするが病院で何ともないと言われた
こういった症状が実は食べ物が原因で起こっている場合があります。
日本人の2人に1人は何らかのアレルギーをもっていると言われ、アレルギーを発症する人は年々増えているようです。
中でも注目されているのが、大人になってから発症する「フードアレルギー」です。
それまで口にしてもなんともなかった食べ物が、ある日突然アレルゲンとなり、アレルギー症状を起こします。
アレルギーの種類
フードアレルギーには、
「即時型食物アレルギー」と
「遅延型食物アレルギー」があります。
「即時型食物アレルギー」は、
食物を摂取してから、直後から2時間以内に発症する皮膚のかゆみや口の中がイガイガしたり、くしゃみや鼻水、呼吸困難、腹痛や下痢などで、場合によっては喉頭浮腫による窒息など命に関わることもあります。
一方、
「遅延型食物アレルギー」は、
数時間~数週間後に症状が出る症状で、頭痛やめまい、倦怠感、肌荒れ、情緒不安定、抑うつ状態、睡眠障害、自閉症などの精神・神経症状、慢性便秘・下痢などの消化器症状、にきび、アトピー性皮膚炎などの皮膚症状、喘息・アレルギー性鼻炎などの呼吸器症状まで体内のあらゆる部位・器官で発症します。
遅延型の場合、症状が多岐にわたることと食物を摂取してからの発症が遅いことから、
食べ物との因果関係に気づかない人が多いのです。
遅延型食物アレルギーが出やすい食べ物
好物であったり、健康や美容のために毎日食べているものがアレルギーを引き起こすケースも多いので要注意です。
成長したら治ることも多い乳幼児のアレルギーに比べ、大人のフードアレルギーは一度発症すると治らないケースが多いことも特徴です。
「遅延型」は「即時型」ほど重篤な症状になることは少ないですが、症状の発現が遅いため症状と原因食物との関係が分かりにくく、原因が食物にあると認識することが困難です。そのため、原因がわからないまま何年も症状に苦しんでいる方がたくさんいます。好物でいつも食べているなど、摂取頻度が高いものでアレルギー症状がでることが多く中止して初めて体調が良くなっていることに気づくことも多いのです。
食物アレルギーを調べる検査
「遅延型アレルギー」は少量の2mlの採血で調べることができます!
◆IgG+IgA スタンダードフードパネル(108項目+108項目)保険適応外
「遅延型食物アレルギー」
日本人の食生活にお馴染みの乳製品、野菜、果物、肉、魚、ナッツ、穀物、コーヒー、スパイス、昆布などをバランスよく揃えた、96種類(現在各108種類)の検査です。
其々の食物に対するIgG抗体とIgA抗体を測定する検査です。
検査結果は1ヶ月程度で届きます。
◆特異的IgE抗体検査 保険適応
「即時型アレルギー」
即時型アレルギーの原因であるIgE抗体を測定する検査もございます。
アレルギーの多い、乳製品や卵などのセットや気になる食物を調べることが可能です。
検査結果は10日程度で届きます。
最後に、
遅延型フードアレルギーを避けるために
日ごろから気を付けておきたいことをご紹介します。
①同じものを食べ続けない
「遅延型アレルギー」の場合は、毎日続けて食べているものが原因物質になりやすいと言われています。
ヨーグルトや果物、卵など、朝食や昼食にいつも同じものを食べるという人は要注意です。
やめる必要はありませんが、毎日続けるのではなく、1日おきに食べるなどの工夫をしましょう。
②ストレスをためない
アレルギーは免疫力とはバランス関係にある反応です。
免疫力を低下させる大きな要因がストレス。
特に、まじめな人、完ぺき主義の人はストレスをためがちなので、
ストレスは適度に発散してためないようにしましょう。
③肌につけるものにも注意
原料に加水分解を使った石けんで洗顔していた人が、小麦アレルギーになったという例があります。
皮膚や眼、鼻の粘膜から加水分解小麦が体内に毎日少しずつ入り込み、小麦アレルギーを起こしていたのです。
フードアレルギーはアレルゲンとなる原因を口から取り込むことだけでなく、皮膚や粘膜を通しても発症する場合もあることを知っておきましょう。
理由がわからない体の不調がある方は「遅延型食物アレルギーの検査」を受けて見られてはいかがでしょうか?
ぜひ一度お問合せくださいませ。